2007年03月02日

カラダの機能的な使い方 〜 膝

カラダの各部分のつくりと有効な使い方を考える
「カラダの機能的な使い方」シリーズ・その2

「膝」編です。

--------------------

膝ほど痛めやすい関節はありません。

スポーツ障害の中でも最も多い部分ですし、加齢とともに最も痛めやすい部分です。

さて、膝関節とはそんなに弱いつくりになっているのかでしょうか?

実は決してそんなことはないと思っています。

しかし、カラダのバランスが崩れると膝関節にかかる負担がかかりやすい、
というのはあります。

つまり、膝関節が弱いから痛めやすいのではなく、
膝関節に負担がかかる姿勢・動作をしてしまいやすいから
膝を痛めることが多いのです。

どんな強い関節・骨でも、その強度を越えた力や長時間の負荷がかかれば
壊れてしまう、ということです。

では、膝のつくりと効率的な使い方を骨格模型「ホネ夫」くんを使ってみてみます。

膝関節(正面).gif

ちょっと膝蓋骨(膝のお皿)が外向きになってますが気にしないでください。

本当は正面に向いているのが理想です。

この膝関節は、いったいどういう動きをするでしょうか?

実は膝関節の動きは、「曲げる」=膝関節の屈曲
膝関節(屈曲).gif

と、「伸ばす」=膝関節の伸展
膝関節(伸展).gif

のみです。下の写真の矢印のようにねじったり(回旋)、横に傾いたり(側屈)は
自分の力ではほとんど動かせません。

他人に動かしてもらうなら若干動きますが、そんなに大きな動きはありません。
膝関節-回旋側屈.gif


ここで重要なのは「自分の力ではほとんど回旋や側屈ができない」という点です。

自分の力で動かせないということは、それに対応する筋肉がないということです。
(あっても、とても弱い筋力です)

筋肉がないのでそれだけ回旋、側屈の動きに弱いのにもかかわらず
姿勢の崩れや運動の負荷で膝関節にねじれや傾き(回旋や側屈)の力が
かかったらどうなるでしょうか?

支える筋力がない分、関節の構造そのもので支えなければいけません。

結果、関節の靱帯、そして骨にダメージが蓄積し、
靱帯や軟骨を損傷したり、骨が変形してきてしまうのです。


膝関節は、正面方向の曲げ伸ばしには強いつくりになっています。

姿勢バランスや動作をコントロールして、膝関節にねじれや傾きが起こらないように
気をつければ、膝痛になる心配はありません。


--------------------
P.S.
足関節のときにも同様なことを書きましたが、
膝関節だけを意識しても、全身のバランスが崩れていたら
その負担は膝だけでどうこうできるものではありません。

「全身バランスが崩れる←→膝へのねじれや傾きの負担が増え、膝を痛める」
という悪循環を断ち切るために
「全身のバランスを整える←→効率的で負担の少ない膝の使い方をする」を
意識することで、より良い「リラックス姿勢」になれる、ということです。

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by エロ動画電子版   2011年10月26日 09:14
2 Go*9vgD^, www.tokyolibrary.net, http://www.tokyolibrary.net/

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
ラージフォレスト
 
Copyright (C) 2005-2006 LARGEFOREST all rights reserved.