2007年02月

2007年02月28日

水平面と垂直線.gif

地球上には重力があるので、すべてのものは地面に引き寄せられています。

なので、すべてのものはだんだんと重力に押しつぶされて
“水平面に”広がろうとします。

たれぱ○だ←こんな感じ。(笑)


人間のカラダも同じで、常に“水平面に”広がろうとするんです。

脱力するとカラダが傾いたり、姿勢が崩れるのも、おなか周りの脂肪が付くのも、
加齢とともに背中や膝の骨が変形してくるのも重力に圧迫されているのが原因です。


だからこそ、S字カーブを整えて、腹圧を高めて、姿勢を意識して
なるべくカラダを“垂直線に”保とうとすることが大切なのです。


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P.S.
人間の骨はもともとちゃんと重力に強いようにできています。

垂直方向には強くできているんです。

ところが、骨自体をナナメにしてしまっては、骨の強度が弱くなってしまいます。

崩れた姿勢というのは、脱力してしまって重力に負けて
骨をナナメにしている状態です。

脱力している分「楽」ですが、 その分「骨」に負担をかけています。

それが長い時間かかれば…どうなるかはお分かりですね?



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2007年02月27日

腹圧とは、内臓を支えるための圧力で、腹筋を使って高めることができます。

この腹圧が下がると、内臓を支える力が弱くなってしまうので
内臓・主に胃腸の働きが悪くなったり、内臓脂肪がたまりやすくなり
おなか周りが“ぽっこり”してしまいます。

(最近よく聞く[メタボリック症候群]の原因のひとつは、腹圧が弱いこともあります)

もちろん、姿勢を整える意味でも腹圧は大切です。


では、この腹圧を高めるためには、腹筋による圧力が必要がなのですが
腹筋というと“割れる”カラダの前側だけをイメージしませんか?

腹圧を高めるために必要な筋肉は、前の腹直筋も当然必要ですが
腹斜筋・腹横筋といったお腹の“横の”筋肉群も重要です。

よく体操などである「側屈」をすると伸びるところですね。

要はお腹を横から押さえる筋肉です。

腹筋・背筋で、前と後ろからカラダを支える力は強いのですが
側面の筋力はそんなに強くないです。

しかし弱いからといって力が抜けてると、そこから腹圧が逃げてしまいます。

このお腹の横(側面)の筋肉を意識できるか、鍛えられているかによって
腹圧が強いか弱いが決まります。


「お腹ぽっこり」の人は、まず間違いなくこの横の腹筋が弱いです。


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P.S.
この横の腹筋を鍛えるためには、カラダをねじった腹筋運動をするか、
カラダを横向きに寝て上体を起こすという運動が必要です。

もともとそんなに強い筋肉ではないので、前の腹筋のように6つに割れる
ようなことは起こりませんが、外側でなく内側に効く筋肉なので
外側(見た目)がどうではなく、内側をお腹のまわり全体から支える
という意識を持つことが大切です。


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2007年02月26日

昨日のブログでは呼吸の動きを使って姿勢を整える、といったことを書きました。

息を吸うことで肺が広がり、その力で肋骨や胸椎を内側から整えることができます。

このように、肺は「空気の袋」のようなものなので、それを上手く活用することで
背筋などの筋力をあまり使わなくても姿勢を整えることができます。


同様に、姿勢を整えるために「腹筋」がとても大切な要素です。

腹筋で何を支えているかと言うと、それは内臓です。

おなかは胸と違い、骨で囲まれていないので腹筋群を使って守り支えないといけません。

内臓は、イメージとしては「水の袋」です。

腹筋に力を入れないと「水」の圧力でおなかが“ぽっこり”してしまうんですね。

逆に腹筋で内臓を支えられれば、水の圧力で体幹=カラダの中心はとても安定します。
(このおなかの圧力を[腹圧]と言います)


このように、肺とおなかを空気と水の袋というイメージを持ち、
その内側からの力でカラダを支えることができれば、より安定した
リラックス姿勢が得られるはずです。


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P.S.
筋肉はカラダの外側を覆っていますから、今日書いたように内側をつかって
姿勢を整えるというのは、珍しく思えるかもしれません。

しかし、カラダを支える要素は多いに越したことはありません。
それだけ、ひとつひとつの要素の負担を軽く(分散)できるからです。

活用できるところは、しっかり活用していきましょう♪


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2007年02月25日

深呼吸をすると、胸が開いたり閉じたりします。

とっても当たり前のことですが、肺は肋骨の中にあり、息を大きく吸うと
肺がふくらむので肋骨が押されて、胸が開きます。

同様に、息を吐くことで肺が縮まり、肋骨も狭まっていき胸が閉じます。

深呼吸の動作は、実は肺の動きに連動しているんですね。


ところで、姿勢の悪さの代名詞である「猫背」は、胸が閉じている状態です。
縮こまってますよね。

この状態で息を深く吸うことはできません。

肺が広がりたくても、肋骨で圧迫されているからです。


逆に考えると、肺の力=呼吸の力で胸を開くことが出来るということです。


リラックス姿勢を考えるときに、この呼吸の力はとても重要です。

呼吸は常に行なっています。肺の力って、実は強いしタフなんです。

姿勢を整えるときに、腹筋がどうの背筋がどうの言わなくても
息をたくさん吸うことで、自然と姿勢も連動します。


そして、猫背だったり反り腰だったりすると、肺を十分に開けないはずです。

適度なS字カーブを保ち、肩の力を抜いた状態が一番呼吸を行いやすい姿勢なはずです。

一番呼吸の行ないやすい姿勢が、リラックス姿勢とも言えます。


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P.S.
胸を開いて、深呼吸〜♪

というなつかしのフレーズがありますが(今でもあるんでしょうけど)
胸を開くばかりが深呼吸ではありません。

肋骨は背中からぐるっと回って胸の前まである骨です。

深呼吸のとき、実は背中も(前=胸ほどではないですが)開いた方が
息は大きく吸えます。

なので、手を後ろに引き、腰を反らして胸を開く、という
お決まりの深呼吸のポーズは、実はあまりよくありません。

肩の力を抜き=手の位置はカラダの横で、軽くアゴを引き、
適度なS字カーブを保った姿勢が一番呼吸がしやすいはずです。


どんな姿勢が一番呼吸がしやすいか、ぜひ試してみてください。


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2007年02月24日

リラックスするために力を入れる。

これは矛盾しているようですが、実は大切なことなんです。


例えば、コリは無意識のうちの筋緊張です。

筋肉が固くなっている=力が入っているので、揉むなどしてほぐすことで
筋肉が緩む=力が抜けるようにすると気持ち良く感じます。

その場はOKなんですが、なぜ無意識のうちに筋緊張が起こってしまっていたのか、
という根本的な解決がされていないと、またすぐコリが出てきます。


ではなぜ、無意識のうちに筋緊張が起こってしまうのか。

それは逆に言うと、どこかの部分が力が入っていないため、それを支えるために
いち部分に力が入りすぎている、とも考えられます。

例えば、腰痛で腰の筋肉が固い=腰の筋肉の緊張感が強い方は、
逆におなか周りの筋肉=腹筋群の働きが弱くなっていることが多いです。


このような筋力バランスの乱れは姿勢の崩れの大きな原因です。

なので、筋力バランスを整えるために「緊張感の高い筋肉をリラックスさせる」
のもひとつの方法ですが、逆に力の抜けている筋肉に力を入れる意識をして
「現在コリや痛みのある部分の負担を軽くしてあげる」という考え方も
とても大切なのです。

そしてそれが、理想的な「リラックス姿勢」につながっていきます。


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P.S.
リラックスと脱力は違う、ということをこのブログでは何度も書いています。

完全な脱力は寝ているとき以外できません。
立っているとき、座っているときは必ず頭を支える筋力が働きます。
これは「反射」で起こるので、無意識のうちに力が入ります。

脱力は完全に力を抜こうとする行動です。
しかし立っているときは反射で力が入るため、力の入っている部分と
力の入っていない部分の差が大きく現れます。

これでは筋力バランスの乱れが大きく生じます。

リラックスは、カラダに負担が少なく、動きやすい状態です。

力を抜くのではなく、全ての部分の負荷をそれぞれ最小限にして
バランスを取ろうとする行動です。

なので、力の入っているところは力を弱めるとともに、
力の入っていないところには力を入れる、ということも同時に必要なのです。


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2007年02月23日

「コリ」は筋肉が過剰に緊張を起こし、力が入ったままになっている状態です。

なので、コリがある部分を揉んであげると緊張感がほぐれ気持ち良く感じるんですね。


ところが、筋肉は柔らかいのは良いんですが、ゆるみすぎるのは良くないです。

柔らかい筋肉は、いざとなったら固くもできます。
実はコントロールできていない筋肉は、柔らかい状態をつくれないんです。


一方「ゆるい」状態は、力が入らない状態です。

これでは、いざカラダを動かそう、支えようとしたときに役に立ちません。

よく言われる「腰が抜けた」というのは、腰の筋肉が緩んだ状態です。


筋肉には適度な緊張感が必要な場合があります。

たとえば、頭を支えている首から脊柱の筋肉は、常に緊張感が必要です。

しかしもちろん、過剰な緊張感はコリや痛みを生みます。

このバランスが難しいんですが、とにかく「ゆるんだ筋肉」がどんなときでも
良いかというと、そうではない、ということです。


--------------------
P.S.
もちろん、意識的に筋肉を「ゆるめられる」なら、まったく問題ありません。

なるべく筋肉に緊張感を持たせずに、姿勢を維持しようとするのが
「リラックス姿勢」ですから!

筋肉は、コリのように無意識で固くなるのも、逆に無意識でゆるんでしまうのも
良くない、ということです。

さらにいえば、全ての筋肉をコントロールできるカラダが理想です。


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2007年02月22日

人間のカラダは、本当によくできています。
あらゆる機能が、人間が生きるために必要充分な働きをしています。
人間ほどエネルギー効率が良い機械を人間はつくることができないそうです。

人間は数百万年かけて進化してきたんですから、高い完成度を持っていて当然です。
(以前「自然な環境をつくる」を書いたときにすこし調べました)



…ということを前提にカラダのことを考えるのが基本です。

人間のカラダの部品(?)は、生まれてから死ぬまで、増えたり減ったりはしません。
(髪や爪などを含めた“皮ふ”と“歯”は例外ですが…)

その機能や性質は変わりますし、大きくなるか小さくなるかはしますが、
新しい部品を必要としたり、不要な部品がないということは、
つまりそれだけ「完璧な状態」で生まれてきているということです。

その「完璧な状態」で生まれたカラダが、不調になるのは環境に適応する変化か
何かしらの物理的か精神的な負担,ストレスによる防衛反応だと考えます。


なにしろ、もともとのカラダが悪い。と考えてしまうと
自分のカラダを信じられなくなりませんか?

昨日のブログでも書きましたが、カラダはいつだってアナタを支えているんです。

どんな状態であっても、今のカラダは素晴しいものなんです。

そこに自信を持つことって、健康で快適な生活を送るために
とっても必要な気持ちではないでしょうか?


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P.S.
生まれたときの「カタチ」を変えるのは難しいことです。

しかし、多くの人が悩んでいるカラダの問題の多くは
日常生活での姿勢と動作と環境を変えることで解決できるはずです。


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2007年02月21日

今のご自分のカラダに満足していますか?


と、聞かれて「満足してます」と答える人はかなり少ないと思いますが
良い意味で、より良いカラダに変化を求めることはいつも意識していたいことです。

今のカラダは、今までの自分自身の姿勢や動作、運動、仕事から食事の内容など
生活環境、生活行動の積み重ねで出来上がってきたものです。

良くも悪くも、今までの経験が今のカラダをつくっています。

なので、自分のカラダに気に入らないところがあっても、
いきなり変えることは出来ません。

カラダを変えるためには、カラダを変えるという意志と行動と時間が必要です。


しかし、そんなに悲観的になることもありません。

今のカラダに満足してようがしてまいが、それはその人の気持ちの問題で
カラダ自体は今できる最高のバランスを取ろうとしているものです。

今のカラダは、今の生活様式に適したカラダです。

筋肉が少なかろうが、脂肪が多かろうが、足が太かろうが、姿勢が悪かろうが
疲れやすかろうが、病気がちだろうが、その他不調や違和感があっても
それでも日々生活できるのは、その中でカラダがバランスをとっているからです。


カラダはいつでも頑張っています。

体調が崩れたときにだけ、健康の大切さを感じるものですが
カラダが不調を訴えたときだけ、カラダのことを意識してしまうので
どうもカラダに対して不平不満を感じることが多いような気がします。


とってもアタリマエのことですが、自分のカラダは自分のものです。

でも、ときどきカラダは自分の気持ちとは違った反応を起こします。

そんなとき、自分の気持ちを優先しないで、カラダのことを
察してあげてみてはいかがでしょうか?


--------------------
P.S.
人間は忙しいですから、カラダのことばかりに気を取られていられません。

でも、あまりに放っておくと、カラダがメッセージを送ります。

特に痛みは「なんでこんな時に…」と思うタイミングでやってきます。

しかしそれはカラダのワガママではありません。

カラダはいつだってあなたのことを支えているんですから。


…というふうに、たまにカラダを「擬人的」に扱うと、かえって自分に優しくなれますよ。


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2007年02月20日

カラダをぶつけたりひねったりしてできた急性期の痛みには、安静が必要ですが
慢性的な痛みに関しては、ただ休んでいるだけでは「根本的な」解決にならない
場合が多いです。

もちろん、休んでいれば痛みは引きますが、慢性痛というのは
日常生活の動作,姿勢の中で徐々に負担が掛かって起こるものが多いので
日常生活の動作,姿勢を改善させなければ「根本的な」解決にはなりません。

では、どう改善していくか、ということなんですが
ひとつの考え方として“ほかの部分で補助をする”ことができます。


人間のカラダには「連動性」があり、どこかカラダの一部分がそれだけで動く
ということはほとんどありません。

例えば「手を上に持ち上げる」という動作の中でも、動いているのは
手だけだと思われますが、実は肩甲骨から背中、腰のほうまで
捻ったり伸ばしたりという動作をしているはずです。

この「連動性」を意識できるかできないかで、
カラダを痛めにくいか痛めやすいかが分かれてきます。


この連動性を逆に考えると、たとえば腰が痛いという人は
“腰だけに”負担が掛かる動作や姿勢をしていることが多いはずなので、
それを避けるために腹筋に力を入れたり、背中の筋肉(広背筋など)や
おしりの筋肉(臀筋群)を意識することで“腰自体への負担”を減らす
ことができます。

そのほかの部分でも、慢性痛があるところの周りの筋肉で痛い部分を
補助して負担を減らす、という考え方は大切です。


--------------------
P.S.
実際に「連動性」を意識することはなかなか難しいことですが、カラダはどこかで
必ず助け合ってカラダを支えています。

ちょっと重心を変えたり、体重が乗っている部分を変えてみたり、
力の入れ方を変えてみると、痛みが和らぐポイントがあるはずです。

それを見つかることが「リラックス姿勢」にもつながります。


--------------------
P.S.2
今まで書いてきた「連動性」を活かした「補助をする」ことと似たことで
「かばう」というのがあります。

しかし「かばう」は意味合い的に痛い部分の負担を“なくす,ゼロにする”
ような反応です。

そうすると「かばうために負担が掛かった部分」を次に痛めてしまいます。

これは悪循環が起こってしまいます。

あくまで「補助をする」という程度がちょうど良いのです。


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2007年02月19日

痛みをごまかしながら付き合っていくしかないよ。

というセリフをたまに聞きます。

特に腰痛、膝痛をお持ちの方は常に使っている(カラダを支えている)ところですから
なかなか痛みが取れにくい、というのは事実です。

しかし、カラダは本来、痛くないんです。

常に痛い、というのは、正確にいうと「常に新しい痛みを生み続けている」状態です。

痛みの元は炎症です。要は「ケガ」です。擦り傷や切り傷みたいなものです。
擦り傷や切り傷が治らないって、ありますか?

カラダは常に新しい細胞を生み出しているので、ケガは必ず治ります。

それと同様に、慢性的に痛い腰や膝なども、必ず治っているはずなんです。

しかし、痛みがなくならないのは、ケガの上からケガを繰り返している、ということです。

腰や膝に過剰な負担のかかる動作,姿勢が痛みの原因であることが多いです。
すると、バランスの崩れた動作や姿勢を治さない限りは、痛みが無くならない
ということです。


まずはカラダの痛い部分に負担のかけない姿勢をとり、スムースな動作を心がけましょう。

痛みをごまかすことはありません。
カラダに負担が少なく、スムーズに動くための「リラックス姿勢」でいることで
痛みの無いカラダをつくることは可能だからです。


--------------------
P.S.
痛みがクセになっている、という場合でも同じです。

良い姿勢、良い動作をすることで、バランスの崩れたクセを調整していきましょう。


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